漢文の、高校1年の時に授業で使っていたワークブックを発掘した
漢文の、高校1年の時に授業で使っていたワークブックを発掘した
昨日のブログに漢文(を読み下すルール)にちょっと興味が出てきた、と書いたのだけど、
その流れで、「確か、あんなのがあったな」という記憶で自宅をあちこち探していたら、ダンボールの中から、めあての、高校時代に授業で使っていた漢文のワークブックを見つけ出すことができた。
ワークブックの裏表紙には
「 」年「 」組「 」番 氏名「 」
と記入する欄があって、
そこに、当時の私は、きちんと、学年、クラス番号、出席番号、氏名を記入している。
アホのくせに、そういうところは律儀だ。
それを見ると、高1の時である。
そう、私が、真面目に意欲的に勉強に励んでいた中学時代から一転、
バリバリのノー勉状態に突入していった時代だ。
つまり私の人生が着実に破滅への道をたどり始めた、最初の年なのである。
(その後も一切、私の人生で、立ち直り、リカバリーは無いので、
破滅したまま、これまで来ているわけだが。)
そうなのだけれども、
そのワークブックを開いてみて意外だったのは、
ワークブックのページには、
演習問題や例題などが並んでおり、
直接、ページに書き込みができるようになっているのだが(ワークブックだもんね)、
当時の高1の私は、割と、真面目に、その例題などの欄に、しっかりと答えを書き込んでいるのだ。
結構、ワークブックの最初から最後まで、ちゃんと、シャーペンの私の字が、回答欄を埋めている。
今(50歳近い)の私が、漢文に少しだけ興味がある、ってことを踏まえて考えても、
多分、
ノー勉人間に堕落していきつつあった高1という期間だが、
漢文は、(漢文を読み下すことは、)
それなりに少しは面白い、と、感じていたのかも知れない……、私は。
ただ、所詮、ノー勉人間だったので、
そうやって、少し、面白いな、などと感じて、ワークブックを埋めてはいたけれども、
そのことが継続はしなかったし、
継続しなかったため、当然、ワークブックでやったことが自分に定着はしなかったし、
中国文学に興味を持っていったりだとか、そのように発展することも、結局、なかったわけだ。
寂しいことだ。
でも、漢文はちょっと面白いのかも、という、感覚だけは、私の中に残っていたんだなあ……。
こんな、高校時代の、表紙の絵が色褪せたワークブックなどを、捨てずに取っておいたわけだしな。
高1から今までで、引っ越しだって、何度も挟んだのに。
古びた、実に30年以上前の漢文のワークブックだが、
また、読み返していってみようかな。